エンジニアが心理学検定1級に1ヶ月で合格した話 〜受験動機編〜
はじめまして、ざいです。
2019年8月18日に心理学検定を受験しまして、先日晴れて心理学検定1級の合格証が届きました。
数回に分けて、受験の動機から勉強方法についてご紹介したいと思います。
目次
①そもそも心理学検定って何?
心理学検定は、一般社団法人日本心理学諸学会連合が行っている検定です。
1年に1回試験を行なっており、10科目のうち合格した科目数に応じて2級(3科目)、1級(6科目)、特1級(全科目)が認定されます。
科目はそれぞれこんな感じ。
A領域:
原理・研究法・歴史
学習・認知・知覚
発達・教育
社会・感情・性格
臨床・障害
B領域:
神経・生理
統計・測定・評価
産業・組織
健康・福祉
犯罪・非行
こうしてみると結構幅広く心理学のことについて学べるんですね。
より詳しく知りたい人は心理学検定の公式HPへどうぞ
②心理学検定を受験するメリットは?
(こんなあなたにオススメ!)
まず、第一は
大学・大学院入試や就職において
一定の心理学の知識を持っていることを証明できます。
場合によっては有利に働く場合もあるそうです。
また、公務員試験や健康心理士、臨床心理士、公認心理士、応用心理士等の資格勉強の一助になるそうです。
そして、各種資格の優遇制度については
日本カウンセリング学会の入会資格
日本応用心理学会の入会資格
健康心理士の資格取得申請条件
目白大学大学院 心理学研究科 現代心理学専攻の一般入試・社会人特別入試の小論文試験免除
・・・・など様々なメリットがありそうですね。
③心理学検定を受験した3つの理由
③-1 :心理学ってワクワクするやん?
心理学って聞いただけで
「おもしろそうやなぁ」とか「ちょっとかじってみたいなぁ」って思いますよね。
僕も一番はその想いで受けました。
実際は試験問題の40%くらいについてはすごくワクワクする分野(犯罪心理学とか視覚心理学とか)でした。
しかし、残りの60%は歴史や研究法、
人物名の暗記等が多く、思ってた心理学
との乖離にびっくりしました…。
③-2:人と触れ合う割には人の心について知らなさすぎた。
生きててすごい多くの人と関わると思います。
お父さんお母さん、兄弟から小中学校の同期、会社の同僚・上司・後輩など一生に関わる人は3万人であるというデータもあるそうです。
(80歳の寿命で1日1人、新しい人と接点をもつ計算のようです。)
この人間の心の中のことについて、
小学校の道徳の時間、学校の国語の時間しか学ぶことしかできません。あるいは、日常の経験であったり。
しかし、学術的に人の心を学ぶことによって
「人間は繰り返し接すると良い印象が高まる」といった単純接触効果や
「人は言語より動作からより多くの情報を取得する」などの知見を得ることができ、それをビジネスやコミュニケーションに応用することでより多くの利益であったり友好関係を築くことができます。
そう考えると、生きる上で心理学は勉強しておいた方がいいんじゃないか…そう思いました(27歳でやっと)
③-3 :どんな仕事でも心理学、必要じゃない?
前述の事項と被りますが、
そう考えると心理学って生きる上で
絶対必要だなと思うようになりました。
以上、3つの理由から心理学検定(1級)の受験を決意したわけですが、
理系大学院出身のざいはすごく苦労しました。
なぜなら参考書の内容について、カタカナの人物名の割合があまりにも多く
世界史から逃げてきた僕には地獄の1ヶ月でした。
次回は試験勉強を開始した7月13日から試験前日の8月17日までどのように勉強することで心理学検定1級を乗り切ったのか。お話しします。